Rudolphのスマブラ理論

2016年日本最強2017年日本2位のスマブラDXプレイヤー「Rudolph」のブログです

アメリカ長期滞在で感じたこと⑩ アメリカ勢の各キャラの特徴+α

今回は海外勢の各キャラ毎の特徴や海外勢全体の特徴、その他細かい点について書いていきたいと思います。

 

・フォックス

(戦った有名プレイヤー Mang0,Lucky,SFATさん,Syrox,MikeHaze等)

やはりファルコと並びかなりプレイヤーが多い印象、下位中堅上位どの位置にもたくさん存在していました。

日本勢と比べた場合特筆すべきはやはり高い操作レベル、絶リフ連を実戦に組み込んでるプレイヤーも一定数いました。

下位中堅辺りは精度に任せて丁寧さが足りないプレイヤーも多めでしたが落ち着いた動きを中心に手堅くプレイするタイプも少なからずいました。

最上位フォックスとの対戦では操作精度、操作レベル、確認精度等あらゆる点でレベルが高く改めてこのキャラのポテンシャルの高さを実感させられました・・・。

 

・ファルコ

(戦った有名プレイヤー Westballz,Squid,Rocky,DaShizWiz等)

フォックスと同等の多さ、中堅以下はありがちなクイブラドリルファルコが占めますがやはり上位のファルコはスライドオフDIや絶リフ連固め等の難しいテクニックを自然に使いこなし攻めと守りどちらもしっかりこなすタイプが多かったです。

 

・シーク

(戦った有名プレイヤー Shroomed,Captain Faceroll等)

日本のシークとそこまで大きな差は感じませんでした、オーソドックスなタイプが多めです。

しかし他のキャラでも言えますが特にシークはシードロとダッシュシードロを立ち回りに自然と組み込んだプレイヤーが多くその点においては大きく差が付いているなと感じました。

細かい所ではCaptain Facerollなど崖浮身を爆発させるのではなく1段目で掴み直すシークがたまに見られました。


マルス

(戦った有名プレイヤー Shroomed,Kalvar等)

このキャラは日本とかなり違うと思いました。

日本勢が遠めの位置でステップ戦を仕掛け引きダッシュで捌いていく傾向があるのに対し海外勢のステップ位置は近い事が多く前ダッシュを使っためくりステップが凄く上手いなと思いました。

スライドオフDIをする遊撃使いが結構いるせいか台起き攻めは上強の使用頻度が高いなあと感じました、下位中堅マルスが読み気味の台起き攻めが中心の中上位のマルスはやはり読みと確認の使い分けが上手いと感じました。

一部の海外マルスの対遊撃が面白くて歩行や一点読み横スマ、強引な掴みからの外投げで早期撃墜を狙いまくる恐ろしいマルスが何人か見られました。

アメリカに行く遊撃使いはそういうマルスが一定数いる事を覚えておくといいと思います。

 

・ファルコン

(戦った有名プレイヤー S2J等)

とにかくロータリーのバリエーションが多いなあと感じました、SJ最速ロータリーだけではなくディレイロータリー、2発目だけを当てるつもりのロータリー等々たくさんの工夫を感じました。

アメリカには強い遊撃使いがたくさん存在するためファルコンの立ち位置はなかなか辛い物があると思いますがそれを何とかしようとするプレイヤーの努力を強く感じました。

のけキャンを利用した遊撃シークのDA反確、低%のフォックスリフ絶→上スマへの床受け身等テクニック関連の開拓も素晴らしいものでした。

 

・プリン

(戦った有名プレイヤー Hungrybox等)

海外プリンの特徴はまず何といっても横Bと横スマの多さ、マジでそこらのプリン使いはほとんどがかなり強気にこの2つを狙ってきました。

復帰阻止も動きは全狩りっぽくはないけれど強気な怖い阻止をしてくる場合が多く色々とやり辛さを感じました。

シードロ眠るをしてくるプリンも結構居て夢の泉左右台上のプリンにマルスの横スマしたらシードロ眠るをされた時は驚きました。

上位のプリンはHungryboxとしかやっていませんが全てが異次元の上手さでマジで勝てる気がしなかったです。

 

・アイクラ

(戦った有名プレイヤー ARMY,Nintendude)

強く思ったのはスマブラ自体がめっちゃ上手い!という点でした。

テクニック関連の開拓も凄いですが一番はこれです。

純粋に他キャラへの理解度が高く相手キャラがこういう状況ではどうしたいかというのを理解しているのでそれを強く一点読みしてくるのが上手だと感じました。

こちらの作業に対する一点読みも上手く特にARMYには苦い思いをさせられました。

 

(強キャラの内ピーチは戦う機会があまりありませんでした)

 

海外勢の総評としてはやはりイメージ通り操作のレベル、精度共に高い事、高度なテクニックに踊らされず立ち回りに自然と組み込まれている場合が多いこと、今までの記事で書いてきた通り相手に対応するのが上手く精度だけではない強さがあることが一番印象に残りました。

とにかく大会が凄い頻度で開かれていて多種多様な様々なタイプのプレイヤーが居るおかげだよなあと滞在中何度も思いました。

アメリカ勢は概ね皆が抱いてるイメージ通りでよく言われるヨーロッパとかが日本勢の動きに似てるってのも正解だと思います、そこに更にアメリカ勢のようなアグレッシブな要素も十分備えていてバランスの良い印象を受けました。

 

その他細かい点について

・多くの人が複数のキャラを使える

色々な人とフリー対戦をしてて思ったのですが複数のキャラをメインキャラに近いレベルで動かせる人が多いなあと感じました。

こうやって使う事で他のキャラのことを理解するのはかなり大事なことだと思ってて普段から多くのキャラを真面目に触っていくのは多くの人に必要なことだと思いました。

 

・暴れの早さ

暴れというか最早割り込みだと感じました、対ヨッシーの経験がある人は分かると思いますが意外と本当に確定しているコンボってそこまで多くなくて実際は少し相手が動く時間があるのですが海外勢はこの間にジャンプで割り込んだりリフで割り込んだりシークの空Nで割り込んだりするのが上手かったです、強気な暴れはもっと必要な要素だと思いました。

 

・被着地狩り技術

フェイントを掛けるのが上手い人が多いと感じました、説明が難しいのですがキャラを左右に揺らしたり直前で逆に移動方向を変えたり等誤魔化しが上手くて着地狩りがしにくい印象を覚えました。

 

・復帰阻止の時等で崖を早く掴む意識が強い

日本勢だとあまり崖を掴みにいかない場合でも強気に掴んでくることが多いなと感じました、例えばマルス対ファルコで50%前後で軽く外に出された際等に急降下して早めにドルフィンで崖を掴みにいく復帰をすることがあるのですがそれをした時に先に埋められ撃墜されることがありました、今までにほとんどない経験でした。

他には崖浮身を掴んでくるのも凄く上手いなと思いました。

 

今回で最後の記事となります、投稿を身勝手に放棄し再開が今更になってしまい本当にすみませんでした。

ここまで読んでくださりありがとうございました。