アメリカ長期滞在で感じた事⑥ 強くなる為の必須テクニックと化した「シールドドロップ」その利点と実戦での注意点について
今回は前回の記事の続きです。
今回はシードロの利点や実戦での注意点について書いていきたいと思います。
ブログにYoutubeの時間指定URLを貼っても上手くいかないので()内のURLから見てください。
シードロの利点は何といっても単純に確定反撃(確反)が増える事です。
シードロが出来る事で本来確反ではない相手の攻撃に確反を取る事が出来るようになります。
例えばこんな感じや(https://youtu.be/LgzxTTz4_F8?t=861)
こんな感じや(https://youtu.be/IfyDXsbzd20?t=126)
こんな感じで(https://youtu.be/ds0_wKt7qjE?t=36)
本来ならば確反を取れない状況でも確反を取り自分のターンにする事が出来ます。
また台上でのシールド様子見が非常に強くなるというメリットも存在します。
(https://youtu.be/jIHMCIqp4ww?t=988)
(https://www.youtube.com/watch?v=LgzxTTz4_F8&feature=youtu.be&t=132)
本来ならば台上でのシールド様子見は防御的な意味合いが強くシードロが出来なければ相手の行動を狩る事は出来ません、しかしシードロが出来ればこのように攻撃的な意味合いも持たせる事が出来るようになります。
これはとても重要な事です。
しかし昨今では海外ではこういったシードロによる確反や台上ガード様子見からの攻撃というのはかなり減っています。
何故かというとお互いのシードロへの理解度が深まれば深まる程シードロで確反を取られる行動をしなくなるからです。
ではシードロはそれほど重要なテクニックではないのではないか?と思うかもしれません。
しかしそうではないのです。
個人的に思っている事はシードロが出来るメリットもそうですが何よりシードロが出来ない事で現代の台周りの読み合いについていけないのが問題だと思っています。
シードロが出来ないプレイヤーはどうしてもシードロが出来る相手にしてはいけない技の振り方をしてしまうのです。
もちろんシードロが出来るプレイヤーでもやってしまう事はありますが稀です、上記の上から3つの動画を探すのに雑兵と分担して探したにも関わらず1時間半程掛かりました(雑兵マジでありがとう)
それ程海外では今ではあまり見られない光景なのです。
前回の記事で日本では
「国内ではシードロを使いこなせているのはまだまだ一部の上位勢や一部の中堅プレイヤーという印象が強いと思っています」
と書きました。
これでは駄目なんです、海外に追い付く事なんて出来ません。
海外では常識の読み合いが日本では常識ではないのです。
ここまで理解した上で今度は実戦でシードロを使う上で起きる読み合いや注意点について段階別に書いていきたいと思います。
まずはシードロに対する基本的な対策を意識する段階です。
シードロを使われる側の視点での基本は如何にシードロで反確を喰らわない技の振り方をするかという事に尽きます。
例えば(https://youtu.be/KwaNhAKgph4?t=176)
このGucciさんのように引きながら技を出すのがシードロ対策の初歩になります。
遊撃の大ジャンプ空中後ろもシークの大ジャンプ鉈も引きながら出せば基本的に確反は喰らいません。
次はその発展系、シードロをしようとしてくる相手を狩る段階です。
シードロは万能ではありません。
台上でシールドを貼り続けるのも限界があるのでいずれ相手はシールドを張った状態から何らかの行動を選ばなくてはならなくなります、そこで読み合いをします。
(本来読み合いにならない場面で読み合いになっている時点でシードロが強力という裏付けでもあります)
実戦でシールドが小さくなりすぎて動かざるを得ない状況になるまでシールドを貼り続ける事は少ない為、相手が取れる行動はシールド継続(相手の攻撃が来たらシードロ) 、GC絶空、GCジャンプ、そのままシードロして攻撃の4つが主な選択肢になります。
まずシールド継続(攻撃反応シードロ)に対しての解答は多段技によりガード不能を狙う事と攻撃タイミングをずらしガード不能を狙う事です(攻撃タイミングを遅らせシールドを減らさせそこを突く)です。
こちらは多段技によるガード不能(https://youtu.be/e9K3PvxXYbs?t=123)
他にも遊撃のSJ空上は非常に有用です。
こちらは攻撃タイミングを遅らせる事によるガード不能です。
多段技によるガード不能狙いは出来ないキャラも多い為こちらの動きの方が狙いやすいですね。
(https://youtu.be/e9K3PvxXYbs?t=203)
GC絶空やGCジャンプへの解答はそもそも付き合わないというのが有効です。
これらを強引に狩ろうとしてもよほどタイミングが噛み合わないと狩る事が出来ず逆に狩られてしまいます。
これらに対してはシードロ攻撃が当たらない位置かつ離れすぎない位置に立ちその後の読み合いで優位に立つことを目指すのが賢明です。
いくらシードロがあったとしても基本的には台の下にいるプレイヤーが有利です、これは変わらないのです。
相手のシードロ攻撃に対しての解答はシードロしてくる位置に技を置く事です。
こんな感じです(これらは流石に露骨過ぎますが分かりやすいとは思います)
(https://youtu.be/OWYLTgmeQp4?t=80)
(https://youtu.be/OWYLTgmeQp4?t=205)
次はシードロをする側の注意点です、こちらはシンプルです。
まずは上記の読み合いをしっかりと理解する、そしてシードロばかりをしないようにする事です。
シードロが出来るようになるとシードロばかりしてしまいがちです。
しかしそれだけでは駄目です、上記の読み合いをしっかりと理解しシードロ以外の選択肢もしっかりと状況を見て選択出来るようにしましょう。
しかしまあ最初はシードロで確反を取る感覚やガード不能にどれぐらいでなってしまうか等を感覚で把握する必要があるのでシードロだけを狙ってもいいとは思います、慣れてきたらでいいです。
ここまで出来ればシードロを含めた台周りの読み合いについていけるはずです。
日本もシードロが標準装備の時代となり全プレイヤーが出来るようになればいいなと思います。
最後に、前回の記事でシードロは実はそんなに難しくないと書きました。
ですがまあやはり実戦で新しいテクニックを使うというのは想像以上に難しくだいぶ苦戦すると思います。
かなり意識を割かないと出来ないし速度も足りないでしょう。
しかし出来るようになれば動画内
でもkiraが言っているように自然に出来るようになると
「シードロ無しじゃやってられない!」
というようになります。
是非皆さん諦めずに練習してみてください、適切なコントローラでしっかりと練習すれば必ず出来るようになります。