Rudolphのスマブラ理論

2016年日本最強2017年日本2位のスマブラDXプレイヤー「Rudolph」のブログです

被せ厨だった僕がマルス単キャラ使いになった理由

元々被せ厨で複数キャラを使う事が当たり前だった僕がどうして今まで他のキャラを被せていた対シークや対プリン、そして対ヨッシーマルスを使うようになったのか、その理由を書いていきます。

その前に多くの人々の協力を得て実現した約40日間のアメリカ長期滞在、まずはそのお礼を言わせていただきたいと思います。
Genesis5では33位という結果に終わり目標の25位に届くことが出来ませんでした、申し訳ありませんでした。
しかし、たくさんの素晴らしい経験が出来ましたし楽しめました、そして強くなれました。
アメリカで得た技術はたくさんメモしているので自分の家に帰ってから落ち着いたら発信していこうと思います。
どれぐらいの間かは分からないですが少しの間関東にいるので対戦する機会がある人たちには直接伝えていったりアドバイスをしていきたいと思います。
少しずつでもドネーションをしてくださった方々や界隈にお返しが出来たらと思います。

話を戻しますが何故僕が被せ厨を止めマルス単キャラ使いになったのか、それはある心境の変化が関係しています。
それは


「相性差というものは勝敗を左右する決定的な要因ではない、本当の強さがあれば相性差など乗り越えられどのキャラ相手でも勝つことが出来る、マルスにはその力がある、マルスは何も悪くない、負けるのは全て自分が悪い。」

というものでした。
アメリカで本当のトッププレイヤーと戦う内にこう思うようになりました。
最初にも書いてある通り元々僕はキャラ相性を重視する被せ厨でした、マルスの性能にもネガティブな考え方を少し持っているプレイヤーでした。

補足としてマルスというキャラについて書いておきます。
マルススマブラDXを代表する強キャラとして有名ですが実際は強キャラ内でのキャラ相性が厳しく(一般的に対シーク、対ファルコン、対プリンは不利、遊撃にはかなり戦えると言われていますが有利ではなくあくまで微不利~不利と言われています)中堅キャラ相手にも非常に面倒なカードが多く(対サムス、対ピカチュウ、対ヨッシー等どれも非常に面倒な立ち回りや撃墜難に苛まされる)強キャラなのに他の強キャラのように圧倒的に有利なカードがとても少ない事や汎用的な撃墜方法が無い事からプレイヤーの大会における心理的負担が大きく防御面の脆さも相まってとても使うのは根気が必要なキャラとして認識されています。
僕もそういった認識をしていました。

しかしアメリカで体験した各キャラクターのトッププレイヤー達との戦いは僕のそういった考え方を吹き飛ばす程の衝撃でした。
今までのアメリカ遠征では感じる事が出来なかった物を感じる事が出来ました。

海外のトッププレイヤーはキャラ相性の壁を超えた本当の強さの境地に達していると感じました。
その境地に達しているプレイヤー達の前ではキャラ相性は大きな問題ではなく、その境地に達する事の出来ていないプレイヤーのキャラ相性に頼ったキャラ被せは何の意味も持たない物であると感じさせられました。

その時、僕がその境地に達する事が出来るキャラはマルスしかいないと感じました、しかし同時にマルスなら達する事が出来るとも感じました。
アメリカ長期滞在の少し前から自分のフォックスやシークのキャラ被せに対して疑問を抱いていた事もこの考えの後押しになりました。

僕が本当のトッププレイヤーになったらまた見えてくる世界が変わるのかもしれません。
本当の強さの境地に達しているプレイヤー同士でのキャラ被せではまた変わってくるのかもしれません。
けれど僕がその境地に辿り着く事が出来るまでは、マルスという最高のキャラに見合う最高のプレイヤーになれるまではマルス1本でがんばっていこうと思います。
(ただしプププの対プリンと対ヨッシーは除く)